2017年11月30日木曜日

時差ボケ防止法

「防止法」というよりも「軽減法」なんですけどね。私は以前は時差ボケがきつい方だったのですが、最近はなんとかコントロールできるようになりました。ただ単に加齢で体内時計が緩んだだけなのかもしれませんが。

(1)飛行機に乗り込んだら離陸前に腕時計を到着地の現地時間に設定し、フライト中は現地時間にしたがって過ごす。
(2)離陸したら、アイマスクと耳栓を着用してすぐ寝る(現地は夜だから)。
(3)機内サービス以外の時間はひたすら寝るように努力する。なるべく多くの時間寝る。

基本的に日本からアメリカに行く場合を想定しています。日本からだと現地時間の午前に到着という場合が多いと思いますが、最近はぎりぎりの日程で行く場合が多いので、到着したら空港から学会場に直行して、午後には学会に参加しているということが多いです。

学会では演題を見たり人に会ったりとすぐに仕事が待っているので、行きの飛行機ではとにかくアイマスクや耳栓で感覚を遮断して、なるべく多く睡眠を確保して体を休めることですね。飛行機の中は明るくても現地は夜なので。映画を見たり、ゲーム(テトリスとか?)をしたりとかは、帰りの飛行機ですれば十分です。日本に帰国する便は午後や夕方に着くことが多いので、飛行機の中でどう過ごそうとも、少し起きていればすぐに休めるので。

現地での過ごしかたは、もう「明るい間はとにかく起きていて、暗くなったらとにかく寝る(少なくとも寝るように努力する)」という原則を徹底するしかないですね。

2017年11月24日金曜日

2017年11月23日木曜日

国際シンポジウム終わりました

シンポジウムは無事終了しました。準備期間は約2ヶ月でしたが、参加した方々から「面白かった」といっていただけたり、懇親会で参加者同士の新たな交流が生まれたりするのを見ると、やってよかったなという気持ちになります。

ドイツから呼んだ特別講演のDR教授は、私と同年代でしたが、移動の車の中では、研究や文化などについていろいろな話をすることができました。もともとバイオエンジニアリングが専門で、これまで神経科学についてはあまり接する機会がなかったようでしたが、最近開発した技術の今後の神経科学への応用が期待されていることもあって、今回の訪日で神経科学の面白さに触れ、研究の新しいアイデアを得られたようでした。DR教授の今後の研究の発展に少しでも貢献できれば幸いです。

国内の講演者の先生方も、どなたも素晴らしい研究発表をしてくださり、改めて研究の面白さに気づかされた一日でした。

振り返ってみると、それまで面識もなく、論文を読んで初めて知った海外の研究者へ招待のメールを書き、先方がその招きに応じて来日してくれたことで、これらすべてのことが実現したわけですから、そうしたきっかけがなければこれらのことが何も起こらなかったことを思うと、あらためて人生は不思議だなという気分になります。まあとにかく、一歩踏み出してみることですね。

2017年11月20日月曜日

国際シンポジウム開催のお知らせ2

明日11月21日(火)の午後1時半から5時まで、埼玉大学において「全脳/全組織細胞活動イメージングのフロンティア」と題する、イメージングの国際シンポジウムを開催します。

本シンポジウムでは、光音響イメージング(optoacoustic/photoacoustic imaging)による脳活動イメージングの第一人者であるドイツTechnical University of Munich/Helmholtz Center MunichのDaniel Razansky教授による特別講演の他、ショウジョウバエや線虫などの単純な生物からマウスや植物などのより高等な生物まで、幅広い生物を対象とした大規模イメージング研究でご活躍中の先生方をお招きしてご講演をいただきます。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

詳しいご案内はこちらです。

2017年11月19日日曜日

日本で研究するということ

国立大学独法化以来、諸外国に比べて日本の科学研究の衰退が顕著になったということで、国が今頃になって慌てて対策を打ち出していますが、現場の人間から見ればそのような没落も当然だなという気になります。

私も常々できるならば世界の最先端と渡りあえる研究をしたいと思ってはいますが、不安定なポジションと限られた研究費とでは、試せるアイデアの数は知れていますし、例えあるアイデアがうまくいきそうとわかったとしても、どこまでそのアイデアを発展させられるかには、おのずから限りがあります。プリンストンを訪問したときに、ランチやディナーで日本の研究の状況を話すと、向こうのポスドクや院生は「え?」みたいな反応でしたしね。

まあ、研究費の配分を決めたり、研究を評価する立場の人たちから言えば、「そんなこと言わず頑張れ」とか「まずは成果を出してからものを言え」とか「大変なのはどこも同じ」とかいうことになるのかもしれません。ただ学会で海外の研究の進み具合を見たり、実際に海外のトップレベルの研究室を訪問してその研究環境を目の当たりにすると、これは竹槍でB29を落とせと言われているに等しいな、という気になってきます。私は、最近の日本という国は政治の劣化が甚だしく、もうあんまり本音では科学研究とか教育とかに投資しようという気がない国なんだろうと思っています。私自身は、残念ながら日本の研究環境を変えるほどの影響力はもっておりませんので、なるべくそういう不毛な精神論に陥らずに、自分の研究のレベルが自分で許容できるうちは、できることをしていこうと思っています。

日本の中では、社会保障も医療も教育も子育ても雇用対策も大事ですし、その中で科学技術に関連する予算は例外的に優遇されているということは重々承知しております。ただ、まあ一市民としては、ほんとあんな衆議院の解散総選挙で600億円とか使うんだったら、その一部でいいから研究にまわしてくれよと思ってしまいます。日本の中でも国際的に優れた成果をあげている研究室はもちろんありますが、なんというか、それはいわば多弱の中にある例外のような特異点で、アメリカのように優れた研究室がたくさんあって面的な厚みを生み出している、というのとはちょっと違うんですよね。

日本でそのような一部の有力研究室の影にある層を持続的にサポートできるようなシステムがあればいいのですが。それからやっぱり科学は人間がするものなので、人ですよね。私はなんだかんだ言って自分の生まれ育った日本は(そしてサイタマは)好きなので、日本で良い研究ができるようになればと願うのですが、なんというか日本の科学は、近年ノーベル賞を受賞されてその業績が評価されているような先生方やその世代が、長い年月と努力をかけて築き上げてきた遺産を食いつぶして、だんだんやせ細っていっているというのが私の印象です。

私自身はそのような状況でどうやって良い研究を続けていったらいいのかはよくわかりません。何も言わないとこれでいいとお上の人たちは思ってしまいますから「科研費落ちた日本死ね」とか「公募落ちた日本死ね」とか書いておいたらいいのかな。。。それはともかく、たぶん個人のレベルでは、SfNのような海外の学会には毎年行って、分野全体の動向を常に把握することは必要なんだろうなとは思います。でないと井の中の蛙だったり、日本の研究と外国の研究を分けて考えるダブルスタンダードに陥ってしまうので。私は自分の研究が海外の研究者からも認められるレベルであって欲しいと望んでいます。そして自分の持っているアイデアの中で、まだ他では(少なくとも学会発表のレベルでは)研究されていないテーマを伸ばしていくことでしょうか。それが「敵を知り己を知れば・・・」ということにつながるのかもしれません。

SfN終わりました

まあなんだかんだ言って、出張先で家族が喜びそうなお土産を探して買ったり、帰ってきて家族と一緒の時間を過ごすのは、やっぱりいいなと思いますね。子供はポケモンが好きなのですが、アメリカと日本では登場人物(サトシはAshになっている)やポケモンの名前が違うので、英語の本を読み聞かせる時はいちいち子供に聞いて、日本名に変換しなくてはなりません。

帰りは久々にアメリカの航空会社を利用しましたが、出発は遅れるし機内食の味はアレだし、やはり日本の航空会社はいいなと思いましたね。フライトが14時間くらいあったので、ビデオで「君の名は。」があったのでまた繰り返し見てしまいました。瀧が口咬み酒を飲んで足を滑らして見る黙示録的シークエンスとか、彗星がいよいよ降ってくるあたりはビジュアル的にも好きな場面です。音楽もよいですね。

2017年11月17日金曜日

プリンストン訪問

プリンストン大学の訪問は忘れられない一日となりました。今回は、二光子レーザー顕微鏡が神経科学に導入されて以来、20年以上にわたってイメージングの最前線で活躍しているDWT教授の研究室を訪問しました。午前中にインフォーマルセミナーをし、忙しい中で時間を割いていただいたDWT教授と短い議論をした後、午後にはマウス用バーチャルリアリティの元祖とも言える美しいセットアップを見ることができたのは極私的に感慨深かったです。個別に議論した大学院生やポスドクの人々も皆、知的でフレンドリーで素晴らしい人たちでした。

キャンパスはまるで公園の中のように自然が豊かで、紅葉が美しかったです。大学内にある美術館は世界中の美術作品が集められていて、こんな素晴らしいコレクションをただでいつでも見れるなんて羨ましいです。新しく建てられたNeuroscience Instituteはモダンな建物で、研究者同士の交流が自然と図られるように巧みにデザインされていました。

なんか、ものすごく知的な刺激を受けた一日でした。本当にこういうところで研究できたらいいなと思いましたよ。留学を考えている人にもおすすめできそうです。

2017年11月14日火曜日

オーロラ見ました

SfN行きで乗った飛行機がカナダのあたりを飛んでいるときに機内アナウンスがあり、なんと飛行機の窓からオーロラを見ることができました。

実際に機上で見るオーロラは、空にぼうっと緑の光が見えるという感じですね。「一生に一度は見たい」と言われるオーロラがこんなタイミングで見えるとは、なんともラッキーでした。

2017年11月11日土曜日

SfNで残念なこと

今年は14日(火)にポスター発表を予定しています。このネタでポスター発表するのはこれで最後にしようと思っております。

SfNは毎年11月中旬に行われることが多いですが、たびたび残念に思うことは、この11月14日のサイタマ県民の日に、わが故郷にいることができないことですね。

ちなみに小・中・高校のときは、毎年この日は学校が休みでした。おとなりのチバ県あたりでは、サイタマの子供達が東京ディズニーランドに押し寄せる日としても知られています。

2017年11月1日水曜日

もうすぐSfN

来るべきときに備えていろいろ前倒しにやっております。

気がついたらもうすぐSfNです。今年は学会のあとにプリンストン大学に寄ってインフォーマルセミナーをすることになっております。何を話そうかな。