2012年2月29日水曜日

もうすぐ震災から1年

日本医師会が震災1年を前に、津波映像の放送を自粛するように報道各局に申し入れしたそうですが、これには賛成ですね。

津波が押し寄せる映像とか、原発が爆発する映像とか、繰り返し何度も見て楽しいものではありません。9・11テロで世界貿易センタービルが倒壊する映像を見て、アメリカ人がどのような感情をもったのか、私もようやく実感をもって理解できた気がします。

2012年2月25日土曜日

文献管理の方法

ダウンロードしたpdfファイルをiPapersのようなソフトウェアで管理することも試しましたが、長続きしませんでした。今はPubmedで検索して、気になる論文はそのままMy NCBIのcollectionsに分類しています。これはそこそこ便利な機能ではあるのですが、なぜか動作が重いのが玉にキズです。

私は昔ながらの人間なのか、コンピュータのスクリーンで本や論文を読むと、あまり内容が頭に入った気がしません。なので、ちゃんと勉強するつもりで読む論文は、かならず印刷して読んでいますね。ちょっと矛盾した言い方だけど、「情報というモノの存在感」というのでしょうか、印刷物の紙の質感とか、ぱっと見たときのページのレイアウトとか、一瞬で全体に目を通すことができるとか(=瞬間的に膨大な情報量を得て、かつ直感的な取捨選択が行える)、あるいは読みながら書き込みができたり、折ってポケットに入れて持ち運べたりだとか、紙媒体のもつそういう便利さが、私にとって情報のリアリティにつながっているのかもしれません。

2012年2月24日金曜日

実験がうまくいかないとき

人にいろいろ聞くのもいいと思いますが、自分の実験には参考にならない余計な情報が入りこんで、かえって迷走する危険性もあります。「誰々はこう言っていた」という情報に通じるのもよいですが、そこに自分というものがなくては、研究で飯を食っているプロとしてはちょっと恥ずかしい。

対処法はそれぞれだと思いますが、私は参考になりそうな論文を探してじっくり読んだり、自分の結果をよく見直して、トラブルの原因を示す小さなサインをその中に探す方が好きですね。よく見ていると、ここが怪しそうだなというのがなんとなく直感で見えてきます。自分の「内なる声」とでもいうのでしょうか?結局は自らの経験に学ぶのが、一番勉強になるように思います。

2012年2月22日水曜日

論文2/22/12

Science
Visualizing Long-Term Memory Formation in Two Neurons of the Drosophila Brain
Chun-Chao Chen et al.

Locally Synchronized Synaptic Inputs
Naoya Takahashi et al.

Nature Neuroscience
Semaphorin 3E–Plexin-D1 signaling controls pathway-specific synapse formation in the striatum
Jun B Ding, Won-Jong Oh, Bernardo L Sabatini and Chenghua Gu

Visual map development depends on the temporal pattern of binocular activity in mice
Jiayi Zhang, James B Ackman, Hong-Ping Xu and Michael C Crair

Nature
Topoisomerase inhibitors unsilence the dormant allele of Ube3a in neurons
Hsien-Sung Huang, John A. Allen, Angela M. Mabb, Ian F. King, Jayalakshmi Miriyala, Bonnie Taylor-Blake, Noah Sciaky, J. Walter Dutton, Hyeong-Min Lee, Xin Chen, Jian Jin, Arlene S. Bridges, Mark J. Zylka, Bryan L. Roth & Benjamin D. Philpot

2012年2月19日日曜日

Windows7が正常にシャットダウンしないとき

実験データ取得用に最近新しく買ったコンピュータのトラブルでしたが、デバイスマネージャーからオーディオドライバ(Realtek High Definition Audio)を無効にしたら、なぜか正常に終了するようになりました。ちょっと応急処置的ですが、このマシンは別に音が出なくても困らないので、これでも良いのかもしれません。

(追記)シャットダウンできない症状がまた復活したので、パソコンにプレインストールされていたMcAfeeのセキュリティソフトをアンインストールしたら、正常にシャットダウンするようになりました。こっちが本当の原因かもしれません。(4月10日)

2012年2月18日土曜日

大河ドラマの音楽、その後

『平清盛』、私は悪くないと思うんですが、視聴率があまりよろしくないようですな。極私的には、画面を見てるとついつい音楽の方に注意が向いてしまって、なんだか吉松隆の音楽に芝居がついているような気分になってきます。

鳥羽上皇役の三上博史は狂気の演技で、多くの出演者の中にあって一人だけ異彩を放っています。さすがに寺山修司の『草迷宮』でデビューしただけのことはあります。清盛役の松山ケンイチ君は、粗野で豪快な武士の役を一生懸命演じていますが、ああいう役は往年の三船敏郎が得意としていました。『七人の侍』の菊千代ですね。

2012年2月17日金曜日

論文2/17/12

J. Neurophys.

Nonlinearity of two-photon Ca2+ imaging yields distorted measurements of tuning for V1 neuronal populations
Ian Nauhaus, Kristina J. Nielsen, and Edward M. Callaway

PNAS
Homeostatic plasticity mechanisms are required for juvenile, but not adult, ocular dominance plasticity
Adam Ranson, Claire E. J. Cheetham, Kevin Fox, and Frank Sengpiel

Nature Methods
Fast two-photon in vivo imaging with three-dimensional random-access scanning in large tissue volumes
Gergely Katona, Gergely Szalay, Pál Maák, Attila Kaszás, Máté Veress, Dániel Hillier, Balázs Chiovini, E Sylvester Vizi, Botond Roska and Balázs Rózsa

Cell

Local Zones of Endoplasmic Reticulum Complexity Confine Cargo in Neuronal Dendrites
T. Cui-Wang, C. Hanus, T. Cui, T. Helton, J. Bourne, D. Watson, K.M. Harris, and M.D. Ehlers

Generation of Chimeric Rhesus Monkeys
M. Tachibana, M. Sparman, C. Ramsey, H. Ma, H.-S. Lee, M.C.T. Penedo, and S. Mitalipov

Modular Genetic Control of Sexually Dimorphic Behaviors
X. Xu, J.K. Coats, C.F. Yang, A. Wang, O.M. Ahmed, M. Alvarado, T. Izumi, and N.M. Shah

J. Neurosci.
Weak and Nondiscriminative Responses to Conspecifics in the Rat Hippocampus
Moritz von Heimendahl, Rajnish P. Rao, and Michael Brecht

2012年2月15日水曜日

研究の「自己評価」

年度末といえば報告書の季節です。

ある研究費の報告書に、成果の「自己評価」という欄があるのですが、これ、どうやって記入したらよいものやら、意外と難しい。

やっぱりプロとして研究している以上、自信をもってオールAをつけるべきでしょうかね。それとも自己批判能力の欠けたオメデタイ人だと思われないよう、「謙虚に」ひとつふたつBを混ぜておくか。

でも自分でB評価つけるくらいなら、その前にしっかり研究しろって思いません?

2012年2月8日水曜日

私の好きな邦画作品

NHK朝の連ドラ『カーネーション』に出演中の尾野真千子さん。映画デビューは河瀬直美監督の『萌の朱雀』なんですが、この作品、今から約10年ほど前の、私の最も好きな邦画作品の一つでした(もう一本は是枝裕和の『幻の光』)。とても淡々として静かで美しい作品です。ピアノの主題曲も良かったですね。

当時、京都に住んでたこともあって、ロケ地の奈良県の西吉野村を訪れたことも懐かしい思い出です。

でも、そんな私が、アメリカで暮らすようになってはじめて、1950年代という日本映画の黄金時代と、黒澤、溝口、小津という監督たちの凄さを「発見」することになるのでした。現代の日本では彼らの作品に触れる機会は少ないですからね。

2012年2月7日火曜日

国産バンザイ

海外の光学部品メーカーのT社のパーツ、同じ型番のパーツでも最近いきなり仕様が変わったものがあり、普通に使っている分にはまあ問題はないのですが、付属のネジが短くなったのか、これまでネジ止めできていたはずのものが止まらなくなって、ちょっと困りました。なんだか丈の短い安いシャツのような話です。

架台を組むときなどに使うアルミフレームは、T社より国産のM社のほうがずいぶん安いですね。半額くらいじゃないでしょうか。パーツのバリエーションも多いですね。多すぎてかえって迷うくらいです。

2012年2月2日木曜日

私の好きな絵本作家

うちで、こどもに読み聞かせるために図書館でよく借りてくる絵本は、レオ・レオニ、ディック・ブルーナ、五味太郎あたりです。

特に五味さんの作品は、無邪気でユーモアがあって奔放で、すごいと思いますね。親の私が読んでて爆笑してしまいます。『その気になった!』とか面白かったです。