2011年4月30日土曜日

緊急地震速報の的中率

近くの震源で大きな地震が発生すると、携帯電話のアラームなどで揺れの到来を予測して知らせてくれる便利なもの(=実際の揺れまでたった数秒の猶予しかありませんが、身構えたり、危険な場所から離れるくらいはできる)ですが、震災以後は的中率が下がっているとか。

予測プログラムは、震源近くの地震計のP波(初期微動)から、続くS波(主要動)の大きさや到達時間を予測するものらしいですが、今回の大地震の後の余震のように、2つの地震が非常に短い間隔で起こると、それらを1つの大きな地震とみなしてしまい、予測の精度が下がるのだとか。気象庁はP波を検出する2つの地震計の距離を短くすることで、2つの地震の分離を良くするよう設定を変えたそうですが、あんまり近くしすぎてしまうと、こんどは1つの地震を2つに分離して判定してしまうのだそうです。

まるでスパイクソーティングのような話ですね。

2011年4月29日金曜日

チェルノブイリ事故の記憶

当時、「日本でも事故による放射性物質の飛散が確認された」というニュースを聞いて、怖いなと思ったことを覚えています。大人に比べ子供のほうが放射線への感受性は強く、私はそのころ中学生で、自分の人生と呼べるものが、まだ始まってもいないころでしたので、「ああ、自分も将来はガンになるのかな」と、遠いソビエトで起こった事故の影響に対して漠然とした不安を抱いていました。

その後、四半世紀が過ぎ、世界の多くの人々と同様に、私は幸いガンになることなく健康に過ごしています。もし、世界のどこか名もない小さな村に住むひとりの少年が、今回の福島の事故のことをテレビで知り、当時の私のように微量の放射性物質の影響を心配しているとしたら、「まあ、大丈夫だよ」と言ってあげたいですね。
それはそうと、チェルノブイリ事故直後の日本でも、原発の是非に関する論議は盛んにされていました。私もそれなりの興味をもって、田原総一朗の『朝まで生テレビ』が原発をテーマにしていたときは、文字通りテレビの前で朝まで議論を見ていましたし、その頃広く読まれていた広瀬隆氏の『危険な話』『東京に原発を』などを近所の図書館で借りて読んで、夏休みの宿題のレポートを書いたような記憶があります。ただ、そうした本に書かれてあったことが、将来の日本で現実に起こるというところまでは、想像できませんでしたけどね。

2011年4月28日木曜日

消えた長音符

技術の世界、特にコンピュータ業界では、専門用語を日本語表記するとき、語尾の長音の「ー」を省略する慣例が残っていますよね。例えば「ライブラリ」とか「プロセッサ」とか「サーバ」とか。

調べてみると、これは、JIS(日本工業規格)のJIS Z8301「規格表の様式および作成方法」という規格で決まっていたものみたいです。「コンピュータ」の性能が今ほど高くなかったころ、少ないバイト数で、低解像度の「モニタ」でも表記できるように、との歴史的な背景があるとか。

私は個人的にこういう独特の言葉遣いは好きなんですが、それもあって生物学の用語も、ときどき「二光子レーザ顕微鏡」とか「プロモータ」とか書いてしまいます。でもなぜか「ベクタ」とは書かないですね。。。とにかく、言葉遊びの好きな人には、読んでニヤリと笑ってほしいです。

2011年4月26日火曜日

節電に思う

震災以降、電力不足に伴って街路灯や商業施設の照明が落とされていますが、慣れてくるとこれくらいでちょうどいいと思いませんか?私はアメリカに住んでいた頃、帰国して成田空港からのバスがJR大宮駅に到着すると、まず始めに駅ビルの商業施設の照明が目を刺すように「まぶしく」感じられました。なんか日本ってスゴいなと。ちなみに日本で買い物すると包装も過剰ですが、「過剰さ」を感じさせる点で、これら二つの根っこにあるのは似通った意識なのかもしれません。

日本では昼間オフィスで働くときも部屋の照明をつけていますが、アメリカ人は昼間は照明をつけずに、外から入ってくる光だけで仕事してることも多かったです。大震災前の日本では、電力会社の宣伝で国民が電力消費を煽られ、足りなくなった分は原発を増設することで補い、その安全対策を軽視した拡大の末に起こったのが今回の事故とも言えるわけですから、日本人はそろそろそのような過剰な消費を考え直すときなのかもしれません。

毎日新聞に掲載された建築家レンゾ・ピアノの提言はなかなか興味深いです。

2011年4月25日月曜日

可憐な花

昨日はさいたま市の荒川河川敷の田島が原に、野生のサクラソウを見に行ってきました。サクラソウの自生地は全国でも珍しく、国の特別天然記念物に指定されています。

2011年4月23日土曜日

仕事のマナー

週末や休日に仕事関係のメールを送ることの是非は、さまざまな意見のあるところだとは思いますが、私は個人的に、緊急のものでない限りは送らないようにしています。どうしても用件を忘れそうという場合には、下書きフォルダに書いておいて、休み明けに送信するようにしています。

特に頼み事のメールの場合、送る方は用件が済んでいいかもしれませんが、送られる方はせっかくの休みの気分が台無しになりますからね。それは単なる送る側のエゴというものです。

2011年4月22日金曜日

日本語の文章の上達のために

私が大学院のときに先輩からすすめられた本が、本多勝一の『日本語の作文技術』です。読点の打ち方や、語順の良し悪しについてのセンスを磨くのに良い本です。もし「日本語は英語と違い、論理の明快な文章を書くのが難しい言語だ」と本気で信じている人がいたら,ぜひ読んでほしいですね。

それからもう一冊挙げるとすれば,これは放送大学のテキストなのですが、内井惣七先生の『推理と分析』です。説明的な文章(俗にいう「理系の文章」?)においては、一つの文を書くときには、誤解の余地が入り込まず、意味が一義的に決まるように書かないといけませんが、私がそれを論理学の観点から納得するきっかけになった本です。

2011年4月21日木曜日

原発事故の思わぬ影響

最近新しく改装した実験室に置くために電波時計を買ったんですが、いくら待っても電波を受信せず時刻合わせができないのは、部屋の向きが悪いからか、もしくは安物を買ったからだと思っていました。

実は、福島の標準電波の送信所が原発の近くにあって職員が退避しており、電波の送信が地震の翌日から止まっていたんですね。さっきニュースで知りました。

肝腎の時計の時刻合わせは、もちろん手動でしましたよ。モノがあまり便利になりすぎると、人間が堕落していけません。マニュアル操作万歳です。

(追記1)あれ、電波は発信されているはずなのに、なんで時刻合わせができないんだろう。やっぱり時計が安物なのか。。。
(追記2)その後、この電波塔は落雷のため再び使用不能になったようですね。

2011年4月20日水曜日

宮沢賢治の描いたもの

岩手の地を愛した宮沢賢治が残した物語の中には、例えば『銀河鉄道の夜』のカンパネルラや『グスコーブドリの伝記』のグスコーブドリなど、自分の命を犠牲にして他者を助ける人物がしばしば登場しますが、今回の大震災で殉職した警察官や自治体職員、医療者その他の人々、それから震災の復旧や原発事故の収束のために危険で過酷な環境で働いている人たちのことを新聞やニュースで知ると、本当につらい気持ちになります。物語などではない、今ここに起きている現実を受け止める、ということは決して容易なことではありませんが、一方で人間の悲しみを救う文学の力というものも、信じたいです。

2011年4月19日火曜日

仕事するときの集中のしかた

・・・というのは人それぞれですね。一番良いのは、仕事以外の邪魔が入らないような環境を作る(もしくはそういう環境に「避難」する)ことですが、私の知っているあるPIの方は、研究に関する話を始める前に、まず机の上の電話線を引っこ抜いていました。気持ちは大変良くわかります。

2011年4月18日月曜日

音楽出版界のオープンアクセス運動

Petrucci Music Libraryというサイトでパブリックドメインにあるpdf版の楽譜を無料でダウンロードすることができます。スコアの総数は今年の4月5日時点で9万点になりました。このサイト、リコーダーの先生に教えてもらったのですが(先生もある生徒さんから教わったそうです)、ファクシミリ版の楽譜もいろいろあって重宝しそうです。

楽譜って、特に輸入のものは、薄くてペラペラな曲が(「音楽的に」ではなく「紙として」です)何千円もすることがあって、全部買っているとお金も大変ですよね。高校のときは吹奏楽の楽譜を、当時大久保にあった民音音楽資料館に借りにいっていました。行ったついでに好きなオーケストラ曲のミニチュアスコアを借りたりするのも楽しみだったのですが、なんだか懐かしいです。民音も今は信濃町に移転しているんですね。

2011年4月17日日曜日

研究費申請書の書き方の上達法

申請書の書き方がうまくなる方法は、ある程度の数を書いて、採択と不採択の両方の経験を積むことのような気がします。まるで教師付き機械学習ですね。

自分が過去に書いたものの中で、採択されたものとそうでないものを読み比べると、やはり採択されたもののほうが迫力が感じられるのではないでしょうか。ちなみにこの迫力とは、よく陥りがちな「気負い」とか「力み」とは異なります。より正確には「迫真力」と言うべきかもしれませんが、あくまで自然に読めて、読後感が良く、思わず「これならお金を出してもいいな」と思える感覚のことです。ひと言で言えば、申請書を自分で読んでみて、それがなんとなく「輝いている」かどうか。

このような「恵まれた」申請書を書くには、いくつかの良い条件が重なること必要だと思いますが、そのような幸運を意図的に高める方法について、一般的なアドバイス(例えば「予備データを積み重ねる」とかね)以上のことは、私にもわかりません。多くの優れた芸術家も、その生涯の作品は「傑作」と「そうでもない作品」とに分けることができると思いますが、もしそのキャリアにわたって傑作だけを書き続けることができる人がいれば、その人はおそらく超天才でしょう。

2011年4月16日土曜日

「太陽のように,いつも笑って世界を照らす」

・・・ひとりの女性の一代記を描くNHKの朝の連続テレビ小説「おひさま」、今月から新たに始まりましたが、キャスティングもドラマのテンポも良くて面白いですね。

物語の舞台になっている長野県の安曇野は、私たち夫婦にとってはたくさんの思い出のつまった土地ということもあって、これからの展開が楽しみです。

2011年4月15日金曜日

論文4/15/11

Nature Methods
A microprobe for parallel optical and electrical recordings from single neurons in vivo
Yoan LeChasseur et al.

Simultaneous assessment of rodent behavior and neurochemistry
using a miniature positron emission tomograph
Daniela Schulz et al.

PNAS
Genetic visualization with an improved GCaMP calcium indicator reveals spatiotemporal activation of the spinal motor neurons in zebrafish
Akira Muto, Masamichi Ohkura, Tomoya Kotani, Shin-ichi Higashijima, Junichi Nakai, and Koichi Kawakami

Neuron
Intracellular Determinants of Hippocampal CA1 Place and Silent Cell Activity in a Novel Environment
J. Epsztein, M. Brecht, and A.K. Lee

Neural Circuit Mechanisms for Pattern Detection and Feature Combination in Olfactory Cortex
I.G. Davison and M.D. Ehlers

Cortical Map Plasticity Improves Learning but Is Not Necessary for Improved Performance
A. Reed, J. Riley, R. Carraway, A. Carrasco, C. Perez, V. Jakkamsetti, and M.P. Kilgard

Nature Neuroscience
Temporally matched subpopulations of selectively interconnected principal
neurons in the hippocampus
Yuichi Deguchi, Flavio Donato, Ivan Galimberti, Erik Cabuy and Pico Caroni

Ultra light-sensitive and fast neuronal activation with the Ca2+-permeable
channelrhodopsin CatCh
Sonja Kleinlogel, Katrin Feldbauer, Robert E Dempski, Heike Fotis,
Phillip G Wood, Christian Bamann and Ernst Bamberg

Nature
Molecular regulation of sexual preference revealed by genetic
studies of 5-HT in the brains of male mice
Yan Liu, Yun'ai Jiang, Yunxia Si, Ji-Young Kim, Zhou-Feng Chen et al.
Sensory maps in the olfactory cortex defined by long-range viral
tracing of single neurons
Sulagna Ghosh, Stephen D. Larson, Hooman Hefzi, Zachary Marnoy,
Tyler Cutforth et al.

Distinct representations of olfactory information in different
cortical centres
Dara L. Sosulski, Maria Lissitsyna Bloom, Tyler Cutforth, Richard Axel
and Sandeep Robert Datta
Increasing adult hippocampal neurogenesis is sufficient to improve
pattern separation
Amar Sahay, Kimberly N. Scobie, Alexis S. Hill, Colin M. O'Carroll,
Mazen A. Kheirbek et al.
Neuronal activity is required for the development of specific
cortical interneuron subtypes
Natalia V. De Marco Garcia, Theofanis Karayannis and Gord Fishell
Functional specificity of local synaptic connections in neocortical
networks
Ho Ko, Sonja B. Hofer, Bruno Pichler, Katherine A. Buchanan,
P. Jesper Sjostrom et al.

2011年4月12日火曜日

桜の森の満開の下

桜は満開のときも見事ですが、本当に美しいのは、やはり風が吹いて花びらがはらはらと舞う散りどきです。

桜を扱った文学で一番人口に膾炙されているのは、「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」という有名な一文で始まる、梶井基次郎のあの作品なのかもしれません。しかし私が極私的に好きなのは、やはり坂口安吾の「桜の森の満開の下」ですね。

この作品,小説としてももちろん面白いですが、「夢の遊眠社」時代の野田秀樹が,同じく坂口安吾の短編「夜長姫と耳男」のエッセンスも加えて、「贋作・桜の森の満開の下」という戯曲に仕立て上げたことでも(演劇ファンには)よく知られています。

私は幸運にも、夢の遊眠社の解散前に、この作品の公演を大阪で見ることができたのですが、この芝居、終盤のクライマックスで、舞台に桜吹雪がドバドバと降ってくる大変印象的なシーンがあります。客席から舞台の奥が見通せないほどの物凄い量の紙吹雪が舞うんですが、これはただただ圧巻でした。狂ったように風に舞い散る桜吹雪を、こんなふうに舞台上で表現できるというのは,さすがですね。

(追記)YouTubeに動画ありました。野田秀樹、若いですね。

2011年4月11日月曜日

震災から1ヶ月

未曾有の大災害の発生から1ヶ月が経ちました。3月11日の「あのとき」からもう4週間以上になりますが、私は今でも毎週金曜日の午後3時頃になると、ふと地震発生当時のことを思い出して、犠牲者の冥福と被災地の復興を祈りたい気持ちになります。

今回の震災のニュースが海外でも大きくとりあげられていることもあって、この1ヶ月ほどで外国の友人からも心配とお見舞いのメールをたくさんいただきました。大変ありがたいことです。

多くは、私がアメリカで研究していた時期に知りあい、今もアメリカに住む友人たちですが、遠いものでは地球の反対側、ブラジルに住む友人から、というのもあります。

外国での報道は、日本の報道よりも客観的な視点から伝えることができる長所もある反面、限られた情報をもとにしているために、情報が古かったり、間違っていたり、過度に扇情的になるなどして、現実とはかけ離れたものになってしまう危険性もあります。一般には「そこで現実に何が起こっているか」を、離れたところで正確に知ることは非常に難しいですね。そしてこのことは、首都圏に住む私たちが被災地のことを知る場合でも同じです。

2011年4月10日日曜日

研究を効率的に行う工夫

...というものがあったら,私が教えてほしいくらいですが、少なくとも「古い機器、性能の悪い機器は使わない」ということがその一つであることは確かです。間違った道具を動かすための苦労というのは、英語でいうところの"endless time sink" になり得ます。

2011年4月8日金曜日

LinuxマシンからTime Capsuleディスクをマウントする

mkdirで/media内にマウントポイントとなるディレクトリを作成した後、ターミナルウインドウで唱える呪文は、
"mount.cifs //Time CapsuleのIPアドレス/Time Capsuleディスクの名前/  /media/マウントポイントのディレクトリ名/ -o pass=Time Capsuleディスクのパスワード"
です。

アンマウントするときは、
"umount /media/マウントポイントのディレクトリ名"
ですね。

(追記)fedoraはこれでいけたんですが、別のコンピュータのubuntuではできませんでした。なんでだろう・・・(5月18日)

2011年4月7日木曜日

夜桜見物

今日の夜は、妻と車で近所に夕食を食べに行き、帰りは遠回りして川沿いに桜並木の続く通りを通って、夜桜見物をしながら帰ってきました。

辺りは住宅地で、人も車も通らず静かなのに、桜の花だけが満開で、とても幻想的な雰囲気でした。

2011年4月6日水曜日

Time Capsuleディスク自体のバックアップをとる

Mac使いにとって、アップルから出ているTime Capsuleは、ワイヤレスインターネット接続のベースステーションと、Macのバックアップをワイヤレス経由で自動で作成してくれるHDDとしての機能(Mac OS Xの"Time Machine"を使って)を兼ね備えた便利な機器ですが、Time Capsule のHDDを複数の人で共有してファイルサーバ的に使っている場合、 Time Machine自体のバックアップをどうとるの?っていう疑問が、当然のようにわきます。

答えはTime CapsuleのUSBポートにバックアップ用の別のHDDを接続し、Air Macユーティリティを使って手動でアーカイブ(ディスクのコピー)を作成する、ということになります(アップルのサポートページへのリンクはこちら)。

ま、簡単といえばそうですが、Time Capsule自体は他のMacのバックアップを自動でとれるだけに、将来はそのアーカイブも自動で作成できるようになってほしいですね。さもなければ、RAID1搭載のモデルを発売してほしいです。

2011年4月5日火曜日

放射性物質の拡散予測

IAEAの要請に基づいて作成した予測資料が、気象庁のホームページで公開されています。リンクはこちら。SPEEDIの結果(3/12-24の積算値)はこちらです。

2011年4月4日月曜日

シマノSTIレバー ST−6400のメインテナンス

私の自転車についているシマノ600アルテグラのデュアルコントロールレバーですが、もう20年近く前のパーツで、内部の古いグリスが固着していて変速不能になっており、メーカーでもサポートを終了しているため、調整に出した自転車屋では、現在市販されている新しいパーツに交換することを推奨していました。ブレーキングと変速がハンドルから手を離さずに一つのレバーでできるこのシステムは、今では当たり前になっていますが,当時はデュラエースとアルテグラ600にだけ採用された画期的な新技術でした。

リアの変速が9速10速が当たり前の現在、8速対応のSTIレバーとなると、グレードの低いパーツに交換せねばならず、またレバーの部分は自転車全体の見た目や操作感に影響することから、結局交換はせずに愛着のある以前のレバーを残して、そのレバーの隙間からこまめにスプレーオイルを注油することで、グリスを溶かしだす方法をとりました。

使ったのはWAKO'S(和光ケミカル)の「ラスペネ」という浸透性の高いスプレータイプの潤滑剤です。レバーの隙間に細いノズルを差し込み、グリスを洗い流すように十分な量のオイルを噴射すると、下へポタポタと滴り落ちるオイルは古いグリスが溶け込んで茶色くなっており、じわじわと効いていたようです。

これを1日2ー3回、数日間つづけるとあら不思議。フロントもリアも変速レバーがちゃんと動くようになりました。自分で分解してオーバーホールしようと思ったら大変ですが、根気があれば,分解せずにこの方法でなんとか動く状態にもっていくことはできそうです。

2011年4月3日日曜日

もう一人のリード

吹奏楽でリードというと、作曲者のアルフレッド・リードが圧倒的な知名度と人気を誇りますが、オーエン・リード(Hervert Owen Reed)という作曲家も「メキシコの祭り」という、3楽章からなる優れた名曲を残しています。

3つの楽章はそれぞれ、第1楽章「前奏曲とアステカの踊り」、第2楽章「ミサ」、第3楽章「カーニバル」と副題がついています。特に1、3楽章はリズムが土俗的で激しく、聴く者の血を沸き立たせるような雰囲気があります。それから全楽章を通して打楽器、特にチャイムの使い方が大変印象的です。

私も聴いていると、メキシコを旅行したときの記憶がよみがえってくるようです。

2011年4月2日土曜日

「世の中すべて波だらけ」

フーリエ解析は信号処理の基本操作です。アメリカで研究していたときも光学イメージングの信号抽出に使っていましたが、用途は幅広く,数学的にも奥が深いですよね。そして、その奥深い数学の詳細を知らずとも、matlabだったら一行で計算できてしまうというのも,別の意味ですごいことです。

2011年4月1日金曜日

新年度の抱負

今日から新年度が始まりました。

日本で新年度の初日がちょうどエープリルフールにあたるというのは何かの策略でしょうか。真面目で勤勉な日本人にしてはシャレています。新年度の抱負も怪しげなものに聞こえそうですね。

ええと、私も最近は面白い実験データがたまってきてるので、今年度は論文をじゃんじゃん書きたいです。