2010年8月29日日曜日

秋の気配

夏バテ、というか夏風邪でしばらく調子を崩していました。でも、もう大丈夫です。コーヒーとビールがうまい、と思えることは、すなわち「健康」だということです。

カナダからのインターンの学生が帰国し、来週の学会までの短い期間、自分の実験に専念することができます。実験はしばらくうまくいってなかったんだけど、こんなふうに続けているうちに少しづづ勘がつかめてきてる気はします。

「勘がつかめる」ということは、つまり「自分で自分のやっていることがわかる」ということです。なんだかバカにしているようだけど、実は自分で自分のやっていることを理解している研究者は、あまり多くはありません。ともかく、問題は解決に近づいているという実感はあります。

2010年8月8日日曜日

「英語公用語化」に思う

楽天とユニクロが英語を社内公用語にすると発表して、実際に楽天の三木谷さんは記者会見での決算発表を英語で行ったそうな。

グローバル化というと聞こえはいいけど、日本人同士が英語でコミュニケーションするのって実は有害だと思うんですよね。日本人同士の間でしか通じない奇妙な英語が身についてしまったり、言いたいことが言えなくて黙ってしまったり、はたまた間違った内容が他人に伝達されてしまったりしてしまうおそれがある。

私は基本的に職場では日本人相手には日本語、日本語が話せない相手には英語と使い分けています。言葉の機能をどうとらえるかだと思うけど、個人的意見としては「相手とのコミュニケーションで誤解を招く可能性が一番低い言語を使う」ことが重要だと思うな。

ま、上の太字の部分は一応「母語によるコミュニケーションでも誤解は起こりうる」ってことが前提になっているんですが、とにかく「自分の使っている道具が自分で信頼できる」ってことが何よりも大事です。

母語と第二言語の使い分けって、ある意味自分の利き手と似てますよね。大ざっぱな動作なら利き手じゃなくてもできるかもしれないけど、正確な動作、微妙な動作はやはり利き手じゃないと難しい気がします。

世界と戦う

先週研究所を訪れたアメリカ在住某日本人若手研究者の方と会ってお話する機会がありました。

この方は近々アメリカの大学で独立して研究室をもたれるのですが、このような人と話すと、やはり自分はこのままではいけないな、世界のトップレベルを相手に戦うには(なんだか安藤忠雄さんのようですが・・・)もっと力をつけないといけないな、という気持ちにさせられます。

日本にしばらくいると、そういうちょっと闘争的な向上心というか、自分の限界を打ち破るためのエネルギーのようなものを忘れがちになるんだけど、これではいけません。まだまだ小さくまとまらずにがんばりたいと思います。

虚空の芸術

最近あまり更新していなくてすみません。

昨日、妻と家の近くの戸田橋花火大会に行ってきました。

荒川の土手の有料席で見たんですが、頭上で炸裂する尺玉の迫力はすごい。花火が見上げる空一面に広がって、これはもう空中の芸術です。

私の「研究者になっていなかったらやりたかった職業リスト」というものの3位くらいに、にわかに「花火師」がランクインされそうです。(ちなみに1位2位はパン屋と花屋)

それと最近はツタヤでレンタルコミックを借りて読んでいます。お気に入りは、宇宙飛行士を目指す兄を描いた『宇宙兄弟』と、山岳救助を題材にした『岳』です。どうも私は「命をかけた特殊職業のドラマ」みたいなものが好きみたいですね。研究者じゃなかったら宇宙飛行士か山岳救助隊になりたいかというのは、ちょっと微妙なところです。