2010年7月26日月曜日

青春の終わり2

京大名誉教授で数学者の森毅さんが亡くなりましたな。高校生のときはずいぶん彼の本を読んで、私が京大をめざす一つのきっかけになった人です。

実際は私の入学と入れ違いに定年退官されてしまいましたが、大学入学後に読みあさった寺山修司とともに、私の20歳前後の当時のものの見方・考え方に非常に大きな影響を与えた人と言えましょう。先日のつかこうへい氏死去のニュースからまだ間もないですが、なんだかホント立て続けに、私にとって一つの時代が過ぎ去ったような気がします。

2010年7月25日日曜日

論文7/25/10

Cell
Discovery of a Proneurogenic, Neuroprotective Chemical
A.A. Pieper, S. Xie, E. Capota, S.J. Estill, J. Zhong, J.M. Long, G.L. Becker, P. Huntington, S.E. Goldman, C.-H. Shen, M. Capota, J.K. Britt, T. Kotti, K. Ure, D.J. Brat, N.S. Williams, K.S. MacMillan, J. Naidoo, L. Melito, J. Hsieh, J. De Brabander, J.M. Ready, and S.L. McKnight


最近のCellにでる仕事ってどうなんだろ。




J.Neurosci
Imaging Living Synapses at the Nanoscale by STED Microscopy
U. Valentin Nagerl and Tobias Bonhoeffer



PNAS



Optical activation of lateral amygdala pyramidal cells instructs associative fear learning



Joshua P. Johansen, Hiroki Hamanaka, Marie H. Monfils, Rudy Behnia, Karl Deisseroth, Hugh T. Blair, and Joseph E. LeDoux

Science
Integrative Modeling Defines the Nova Splicing-Regulatory Network and Its Combinatorial Controls
C. Zhang et al.
Dnmt3a-Dependent Nonpromoter DNA Methylation Facilitates Transcription of Neurogenic Genes
H. Wu et al.


nature
The genome-wide structure of the Jewish people
Doron M. Behar et al.

ところで故意か故意でないかはわかりませんが、若い研究者がnatureやscienceに論文を出して、職や賞を得た後に数年後にこっそりretractionというケースを少なからず見かける気がします。ちょっとびっくりですね。

2010年7月13日火曜日

青春の終わり

 劇作家のつかこうへいさんが肺ガンのために亡くなりました。思えば、高3の秋に学校をサボって銀座セゾン劇場に見にいった彼の『飛龍伝’90ー殺戮の秋』は、私の演劇体験の原点となる強烈な体験でした。あれがなかったら京都で演劇もしなかっただろうな。今でもときどき(特に妻との会話で)飛び出す、私のいわゆる「劇部口調」(=デタラメなことを、もってまわった言い回しで話すこと)にも多大な影響を及ぼしています。

謹んでご冥福をお祈りします。

2010年7月12日月曜日

自然に学ぶ

私のリコーダーの先生が以前だしたクヴァンツの無伴奏小品集のCDを銀座の山野楽器で見つけたので買いました。自分の先生だから言うわけではないのですが、リコーダー1本でここまで表現できるのはすごいですね。実はクヴァンツってバッハと並ぶくらい深遠な音楽だったのだと再発見。もはや小宇宙です。私もこんなふうに演奏できるようになりたいです。

私の座右の一冊、というわけではありませんが、岩波文庫の『ロダンの言葉』は、もうずいぶん前からときどきページをめくるたびに新たな発見をする一冊です。ロダンの彫刻に関する考え方は自然科学者のそれと通じるものがありますね。こういうことを議論できる生命科学者が他にも近くにいればいいのですが、私は未だお目にかかったことはありません。

2010年7月7日水曜日

論文7/7/10


PNAS
Metabolic cost as a unifying principle governing neuronal biophysics
Andrea Hasenstaub, Stephani Otte, Edward Callaway, and Terrence J. Sejnowski


Science
Creation of a Bacterial Cell Controlled by a Chemically Synthesized Genome 
D. G. Gibson et al. 



Genetic Evidence for High-Altitude Adaptation in Tibet
T. S. Simonson 
et al.

Sequencing of 50 Human Exomes Reveals Adaptation to High Altitude
X. Yi 
et al.


Development of the Hippocampal Cognitive Map in Preweanling Rats
T. J. Wills 
et al.

Development of the Spatial Representation System in the Rat
R. F. Langston 
et al.

Nature
The male mouse pheromone ESP1 enhances female sexual receptive
behaviour through a specific vomeronasal receptor
Sachiko Haga et al.

Sensitivity to perturbations in vivo implies high noise and suggests
rate coding in cortex
Michael London et al.



PLoS Computational Biology
Maturation of GABAergic Inhibition Promotes Strengthening of Temporally Coherent Inputs among Convergent Pathways
Sandra J. Kuhlman, Jiangteng Lu, Matthew S. Lazarus, Z. Josh Huang




科研費審査開示

去年落ちた科研費の審査結果が開示されました。これ、なんで落ちたのかを考える上で非常に役に立ちます。良い制度です。

私の応募した細目からの採択は結局0件で、しかもスコアは悪くないのに落ちているということから、審査のレベルが非常に高かったことがうかがえます。これをもとに今年はよりよい申請書作成を目指したいです。


2010年7月1日木曜日

良いリーダーシップとは2

毎日蒸し暑くて体調があまり優れません。一昨年までサンフランシスコの寒い夏に慣れていたからかもしれませんが。。。うちは最近引っ越してからエアコンがまだ入っていないので、エコ生活といえば格好がいいけど、今日なんか水風呂入れてみました。坂口安吾みたいですね。

そういえば、先日リーダーシップについて書き忘れたことがありました。それは良いリーダーはユーモアのセンスを持ち合わせているということです。場を和ますことができて、この人と一緒に働きたいと思わせるような人間的魅力は、良いリーダーに不可欠の資質です。