2017年10月20日金曜日

Xデー来る

以前会って投稿の予定を伝えていたエディターに、これから原稿を送るからと2日ほど前にメールをし、今日先ほど投稿を終えたところです。

かなり紆余曲折はあったのですが、一応自分の置かれた条件でできることは全てしたつもりです。成功のチャンスを最大限にし、一つの機会からなるべく多くのことを学ぶこと。もし研究を登山に例えるなら、第一著者はチームの中で頂上を目指すアタック隊にあたります。それにふさわしい技術と精神力がなければなりませんが、国内外の何人かの方々からいただいた今回のご協力には本当に心から感謝したいです。

「つねに行為の動機のみを重んじて、帰着する結果を思うな。・・・精励して義務を果たせ。・・・なぜならこのような淡白な沈着だけが、精神的なるものへの熱中であるから。・・・まことの賢者はこの世における結果の善悪を顧慮しない。それ故、お前の理性をそのように訓練することを努めよ。理性のそういう訓練は、人生における貴い芸術の一つだ。」(ベートーヴェン)

2017年10月19日木曜日

地味に孤独な校閲オヤジ

投稿前の恒例行事として、原稿をあたかも初めて読むかのごとく新鮮な気持ちで読み直して間違いを探すんですが、繰り返し読んでも読むたびに新しい間違いに気づくのは、賽の河原か、はたまたシジフォスか、本当にこの世の七不思議の一つと呼びたい気分になります。

論文を書く作業のうち、一番苦痛なところかもしれません。

2017年10月17日火曜日

チャンスは作るもの

書きたいことが次々とでてくるのは、研究者としては健全なことだと思っています。

2017年10月14日土曜日

シンポジウムの企画

シンポジウムの企画が研究者にとって有意義なことの一つは、それまで知らなかった他の優れた研究者と新しいネットワークが広がることです。

特に外国人を招く場合は、自分が面白いと思う論文を書いた研究者と個人的に知りあえる、というのは大きいです。全く面識がない人でも、こちらが礼儀と敬意を示せば、かなりフレンドリーな返事をもらえることはよくあります(有名で忙しそうな人ほど即断即決ですぐ返事をくれる、ということもよくあります)。コンタクトのコツは、あまり躊躇することなく、自分を一歩前へ押し出すことですね。

「僕の考えでは、僕らのような普通の人間と僕らの賞賛する人たちの間にある最も大きな壁は、僕ら自身の恐れだ。情報をくれたり仕事の世話をしたりしてくれそうな利口で有力な人脈のある人たちと知り合いになるのは、自分を高める最善の方法なのに、僕らの多くは試すことすら怖がっている。・・・(中略)・・・人脈を作るために必要なのは謙虚さを少しだけ抑えること、それだけだ。」(Chad Fowler『情熱プログラマー』)

2017年10月12日木曜日

カリフォルニアの山火事

ワインの産地で有名な、ナパ、ソノマを含むかなり広い地域が焼けていているとか。心配ですね。景色もきれいで食べ物も美味しいところなので、サンフランシスコに住んでいたときは、ときどき遊びに行きました。

ちなみに、誰もが知っているWindows XPの野原の丘のデスクトップ画面が、ソノマバレーで撮られた写真を元にしているというのは有名な話です。確かにそんな感じの丘が一面に広がっていたかもしれません。

2017年10月9日月曜日

ファーストオーサーシップにこだわるわけ

論文を映画に例えたら、第一著者は主演、責任著者(corresponding author)は監督、最終著者はプロデューサー、というところでしょうか。最近は主演兼監督でよく書かせてもらっています。自分の世界観が表現できるということですので、非常にありがたいことです。

とりあえずファーストの論文数は、私の大好きな(超寡作の)タルコフスキーが生涯に作った映画の数を超えることはできました。作品の質は比べものになりませんがね。。。

結局のところ「自分の仕事」と呼べるのは、ファーストかコレスポかラストで書いた論文だけだと思いますので、研究者である限りそこにはこだわっていきたいと思います。

2017年9月30日土曜日

国際シンポジウム開催のお知らせ

来る11月21日(火)の午後1時半から5時まで、埼玉大学において「全脳/全組織細胞活動イメージングのフロンティア」と題する、イメージングの国際シンポジウムを開催します。

シンポジウムでは、光音響イメージング(optoacoustic imaging)による脳活動イメージングの第一人者であるドイツのDaniel Razansky教授の特別講演の他、ショウジョウバエなどの単純なモデル生物からマウスや植物などのより高等な生物まで、それぞれの生き物を対象とした大規模イメージング研究の国内の第一人者の先生方をお招きしてのシンポジウムとなります。

非常に面白いシンポジウムになると思いますので、ご興味のある方は是非ともご来場ください。

どうぞよろしくお願いします。